第十七控室
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第十七控室(だいじゅうななひかえしつ)は、かつて日本の国会のうち参議院で存在した院内会派。議員控室の部屋番号をそのまま会派名とした。1954年12月13日結成、1959年12月29日解消。
歴史
- 1954年12月13日 - 鮎川義介、市川房枝、野村吉三郎、八木幸吉の無所属議員4名により「第十七控室」設立[1]。
- 1955年10月15日 - 野村吉三郎が自由民主党に異動[2]。
- 1956年7月8日 - 第4回参議院議員通常選挙で無所属として当選した江藤智が第十七控室に加わる[3]。
- 1956年12月7日 - 江藤智が自由民主党に異動。
- 1959年6月 - 第5回参議院議員通常選挙が行われ、八木幸吉は立候補せず、会派所属議員は鮎川、市川の2名となる[4]。
- 1959年12月29日 - 鮎川義介が議員辞職。第十七控室は所属議員が1名となったため解消[5]。
脚注
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』324頁
- ^ “第22回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第5号 昭和30年11月21日”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館. 2025年10月11日閲覧。
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』337頁
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』357頁
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』365頁
参考文献
- 衆議院・参議院 編『議会制度百年史 - 院内会派編 貴族院・参議院の部』大蔵省印刷局、1990年。
関連項目
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