窩洞形態の5条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:32 UTC 版)
適切な窩洞外形齲蝕の大きさ、遊離エナメル質の除去範囲などにより窩洞外形を決める。尚、咬頭隆線は齲蝕に罹り難いので保存する。 十分な保持形態保持形態の原則は、(1)安定効力(転覆、すべり防止)、(2)拘止効力(抜け落ち防止)、(3)把持効力(相対する2側壁による把持)の3つである。 十分な抵抗形態基本形は箱形である。 必要な便宜形態便宜形態は、基本的に外開きで、アンダーカットがなく、摩擦、合着時の抵抗の軽減などが求められる。 正しい窩縁形態窩縁形態として、ストレートベベルとラウンドベベルのふたつのベベルに分けられるが、両方の主目的はエナメル質窩縁の保護である。
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