稲荷山古墳_(富津市)とは? わかりやすく解説

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稲荷山古墳 (富津市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 14:58 UTC 版)

稲荷山古墳
所属 内裏塚古墳群[1]
所在地 千葉県富津市青木字稲荷山1145
位置 北緯35度19分11.2秒 東経139度50分46.4秒 / 北緯35.319778度 東経139.846222度 / 35.319778; 139.846222
形状 前方後円墳
規模 主軸長102m、後円部径52m、前方部幅84m
築造時期 6世紀
史跡 富津市指定史跡
地図
稲荷山古墳
千葉県内の位置
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稲荷山古墳(いなりやまこふん)は、富津市青木にある前方後円墳内裏塚古墳群の1つを構成する。富津市史跡。

概要

小糸川左岸の海岸平野低地にあり、6世紀の築造と推定されている。主軸長102m、後円部径52m、前方部幅84mで、高さは前方・後円ともに10m前後で、周りを周湟(濠)が口円で22m・前方で17mの幅で巡らされており、現在はその跡がそのまま水田になっている。更に調査によってその外側にも全長202mの盾形周湟があったことも確認されている。墳丘の形状と二重の周濠を持つという点が埼玉県行田市埼玉古墳群将軍山古墳に類似しており、両者が何らかの関係を築いていたと考えられている。

脚注

  1. ^ 『前方後円墳集成』。

参考文献

  • 野中徹「稲荷山古墳」『千葉大百科事典』(千葉日報社、1982年)

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