稲荷山古墳 (富津市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 稲荷山古墳 (富津市)の意味・解説 

稲荷山古墳 (富津市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 20:47 UTC 版)

稲荷山古墳
所属 内裏塚古墳群[1]
所在地 千葉県富津市青木字稲荷山1145
位置 北緯35度19分11.2秒 東経139度50分46.4秒 / 北緯35.319778度 東経139.846222度 / 35.319778; 139.846222
形状 前方後円墳
規模 主軸長102m、後円部径52m、前方部幅84m
築造時期 6世紀
史跡 富津市指定史跡
地図
稲荷山古墳
千葉県内の位置
テンプレートを表示

稲荷山古墳(いなりやまこふん)は、富津市青木にある前方後円墳内裏塚古墳群の1つを構成する。富津市指定史跡に指定され、国の史跡への指定が答申されている(史跡「内裏塚古墳群」のうち、官報告示を経て正式指定となる)[2]

概要

小糸川左岸の海岸平野低地にあり、6世紀の築造と推定されている。主軸長102m、後円部径52m、前方部幅84mで、高さは前方・後円ともに10m前後で、周りを周湟(濠)が口円で22m・前方で17mの幅で巡らされており、現在はその跡がそのまま水田になっている。更に調査によってその外側にも全長202mの盾形周湟があったことも確認されている。墳丘の形状と二重の周濠を持つという点が埼玉県行田市埼玉古墳群将軍山古墳に類似しており、両者が何らかの関係を築いていたと考えられている。

脚注

  1. ^ 『前方後円墳集成』。
  2. ^ 文化審議会の答申(史跡名勝天然記念物の指定等)(文化庁報道発表 、2025年6月20日)。

参考文献

  • 野中徹「稲荷山古墳」『千葉大百科事典』(千葉日報社、1982年)

外部リンク

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「稲荷山古墳 (富津市)」の関連用語

稲荷山古墳 (富津市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



稲荷山古墳 (富津市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの稲荷山古墳 (富津市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS