稲荷山古墳 (牧之原市)とは? わかりやすく解説

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稲荷山古墳 (牧之原市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 04:54 UTC 版)

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稲荷社跡

稲荷山古墳(いなりやまこふん)は、静岡県牧之原市片浜にある立穴式の古墳。

概要

標高65mの稲荷山にあり、円墳が10基ある。7世紀中頃に築かれた直径12mの立穴式前方後円墳。昭和34年(1959年)8月、相良高等学校・相良史蹟調査会が主体となって発掘調査を実施。出土品は、須恵器(杯身、杯蓋、はそう、提瓶、蓋・脚付短頸壺)、土師器(鬼高式の杯)、装身具(耳環、勾玉、切子玉、ガラス小玉、丸玉)、直刀4本、刀子1本。一番長い直刀は、全長96.8cmの環頭大刀。出土品は市指定文化財で、一部は牧之原市史料館(旧相良史料館)に展示。観光用に整備された古墳ではなく獣道を歩くため、円墳の近くに行くのに苦労する。稲荷社があったが自然災害で無くなってしまっており、現在は1平方メートル程度の石の基礎のみが残されている。稲荷山古墳の駐車場からは牧之原市街が一望できる。

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