移動・持ち運びを前提としたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 09:43 UTC 版)
「工具箱」の記事における「移動・持ち運びを前提としたもの」の解説
ワゴンタイプ キャスターが付けられ、工具を載せたまま移動が可能なもの。ローラーキャビネットとは異なり、移動することを前提に作られている。自動車整備工場などでは一人一人に専用のピットが与えられるわけではなく、作業者は作業の度に移動を強いられる。その際、ローラーキャビネットでは機動性に乏しく、手持ちタイプの工具箱では収納量に乏しいため、その間を補完する目的で使用される。 手持ちタイプ 最も一般的な工具箱。収納量は少ないが軽量で手軽なため、一般家庭やプロ整備士の出張用として用いられる。ヒンジが上蓋の片方にだけ取り付けられた片開きタイプや、上蓋が分割して開く両開きタイプ(観音開きタイプ)、引き出し型タイプ、取り外し可能なトレー付きタイプ、キャリーバックタイプやバックパックタイプ等がある。また、材質は頑丈で耐久性に優れた金属製のもの、軽量で安価なプラスチック製、軽量でソフトなナイロン製、長く使うほど馴染む本革製などがある。
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