神戸村_(兵庫県)とは? わかりやすく解説

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神戸村 (兵庫県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 02:47 UTC 版)

かんべむら
神戸村
廃止日 1956年4月1日
廃止理由 新設合併
神戸村染河内村下三方村一宮町
現在の自治体 宍粟市
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
宍粟郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 30.21 km2
総人口 5,590
国勢調査、1955年)
隣接自治体 山崎町染河内村下三方村西谷村富栖村
神戸村役場
所在地 兵庫県宍粟郡神戸村安積
座標 北緯35度06分09秒 東経134度34分58秒 / 北緯35.10242度 東経134.58283度 / 35.10242; 134.58283 (神戸村)座標: 北緯35度06分09秒 東経134度34分58秒 / 北緯35.10242度 東経134.58283度 / 35.10242; 134.58283 (神戸村)
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神戸村(かんべむら)は、かつて兵庫県中西部(西播磨地区)に存在していた宍粟郡に属した。

1956年染河内村下三方村と合併し、一宮町となったため、地方自治体として消滅した。

旧村域は現在の宍粟市一宮町の南部に相当する。

概要

現在の宍粟市一宮町嶋田、安黒、伊和、須行名、東市場、安積、西安積、閏賀、杉田に相当する。

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い宍粟郡島田村、安黒村、伊和村、須行名村、東市場村、西安積村、安積村、閏加村、杉田村が合併して神戸村が発足[1]
  • 1928年(昭和2年)6月14日 - 小作争議が紛糾して農民ら360余人が地主宅を襲撃して破壊。翌6月15日に安積警察署員らが日本農民組合関係者ら約200人を騒擾罪の容疑で検挙した[2]
  • 1956年(昭和31年)4月1日 染河内村、下三方村と合併し一宮町が発足したため消滅[1]

教育

現在は各校とも宍粟市立となっている。

出身・ゆかりのある人物

  • 志水市郎平[3]
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[3]

脚注

  1. ^ a b 『市町村名変遷辞典』246頁。
  2. ^ 神戸村で地主宅を襲った二百人を検挙『大阪毎日新聞』昭和2年6月16日(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p620 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  3. ^ a b 『貴族院多額納税者名鑑』91頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年8月22日閲覧。

参考文献

  • 織田正誠編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目


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