祖洞了伝とは? わかりやすく解説

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祖洞了伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 09:33 UTC 版)

祖洞 了伝(そどう りょうでん、生没年不詳)は、戦国時代大樹寺僧侶。松平西福寺(静岡市)開山[1]

略歴

永禄3年、桶狭間の戦いでの敗戦後、大樹寺に逃れた家康を追手の野武士が取り囲んだ。祖洞和尚は総門のかんぬきを抜き七十人力の怪力で戦い、敵を退散させた[2][3]。後に家康はこのかんぬきを「貫木神」と命名し[4]、慶長3年には祖洞を江戸に呼び寄せ、新たな寺を寄進したといわれている。

参考文献

  • 『歴史と人物 - 第11巻』(中央公論社、1981年、207p)

脚注

  1. ^ 大樹寺 | 厭離穢土欣求浄土の言葉を胸に、徳川家康公が再起を誓われた地”. 実相寺. 2022年10月14日閲覧。
  2. ^ 家康公ゆかりの地を巡る”. みかわこまち. 2022年10月14日閲覧。
  3. ^ 中央公論社 1981, p. 207.
  4. ^ 20世紀日本人名事典. “貫木神とは” (日本語). コトバンク. 2022年10月14日閲覧。

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