石田帰山とは? わかりやすく解説

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石田帰山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 02:11 UTC 版)

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石田 帰山(いしだ きざん、1940年5月10日 - )は、日本の書家。本名、紀夫。元毎日書道展会員、元創玄書道会審査員。「唯一神又吉イエス主義を後世に伝える会」の題字を手掛けたことで知られる。石田紀夫名義で、テノール歌手としても活動している。

来歴

富山県魚津市生まれ。専修大学東京音楽大学大学院修士課程修了。文化功労者である書道家大平山濤に50年の間師事する。

19歳の時、書道家吉田帰雲、大平山濤両者から一字ずつもらい、雅号「帰山」を名乗りはじめる。1965年、文化勲章受賞者である金子鷗亭が立ち上げた書道会「創玄書道会」の開催する第1回創玄展に出品し、入選。1968年、鷗亭のもとへ向かう山濤と共に、東京に移り住む。

1993年日展に入選。1994年から2005年まで、創玄書道会審査員を務めた。[1]

2010年、作品集『石田帰山 自選作品集』を出版。

2018年には、政治活動家唯一神又吉イエスの元事務所メンバーであるYukideiが立ち上げたウェブサイト『唯一神又吉イエス主義を後世に伝える会』の題字を手掛けた。当時の様子を収めたインタビュー記事が、同サイトに掲載されている。[2][3]

現在、認定特定非営利活動法人「がんサポートコミュニティー」の事務所には、石田が手掛けた江戸時代の俳人・滝野瓢水の句である「浜までは海女も蓑着る時雨かな」の書が展示されている。[4]

受賞歴

  • 第1回創玄展入選
  • 第20回創玄展準二科賞
  • 第21回創玄展一科賞
  • 第37回毎日書道展入選
  • 第45回、第46回毎日書道展毎日賞
  • 第25回日展入選

著書・作品集

  • 作品集『石田帰山 自選作品集』石田事務所、2010年

関連項目

外部リンク

出典

  1. ^ 『石田帰山 自選作品集』石田事務所、12頁「略歴」
  2. ^ 題字について」唯一神又吉イエス主義を後世に伝える会
  3. ^ 唯一神又吉イエス主義を後世に伝える会”. matayoshi.holy.jp. 2019年8月20日閲覧。
  4. ^ 活動方針」がんサポートコミュニティー





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