矢島渚男とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 矢島渚男の意味・解説 

矢島渚男

矢島渚男の俳句

ああといひて吾を生みしか大寒に
さびしさや撞けばのどかな鐘の音
じやが薯を植ゑることばを置くごとく
むらさきになりゆく二羽の青鷹
われよりも年寄る海鼠食ひにけり
アルプスの濡身かがやく桃の花
囀りの美しかりしこと閨に
大鮟鱇触つてみれば女体かな
天の川小さくあれど志
天高く妻にゆまりのところなし
姫はじめ闇美しといひにけり
戸隠や顔にはりつく天の川
教壇は十歩に足らず黄落す
数へ日のこころのはしを人通る
春の葦軍港といふ陰部あり
梟の目玉見にゆく星の中
炎天に尻うち据ゑて栄螺割る
炬燵に顎のせ友恋か山恋か
父がまづ走つてみたり風車
背泳ぎにしんとながるる鷹一つ
臍の緒を家のどこかに春惜しむ
船のやうに年逝く人をこぼしつつ
行秋のとんぼにとまるとんぼかな
遠くまで行く秋風とすこし行く
金木犀妻の里訪ひ妻に逢ふ
鶏頭をこづいて友のきたりけり
 




固有名詞の分類

このページでは「現代俳句データベース(人名)」から矢島渚男を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から矢島渚男を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から矢島渚男を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「矢島渚男」の関連用語

矢島渚男のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



矢島渚男のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会

©2024 GRAS Group, Inc.RSS