申賢栄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 04:48 UTC 版)
申 賢栄(シン・ヒョニョン、朝鮮語: 신현영/申賢榮、1980年11月17日 - )は、大韓民国の医師、政治家。第21代韓国国会議員[1]。
経歴
カトリック関東大学校卒、医学博士。大韓医師協会報道官、韓国女子医師会法制理事、漢陽大学校明知病院家庭医学教授[2]を経て、2020年の第21代総選挙に共に市民党の比例代表名簿1番として当選し[1][3]、第21代国会保健福祉委員会委員・女性家族委員会委員・予算決算特別委員会委員を務めた[4]。
活動
教授在任中は糖尿病患者のインフルエンザワクチン接種に関する研究を行った[2]。また、新型コロナウイルス感染症事態当時は大韓家庭医学会コロナ対応タスクフォースで活躍し、明知病院コロナ19疫学調査チーム長を務めた。特に第193番患者をエイズの治療薬で完治し、臨床データを論文にまとめた研究に貢献した。他には医療界の性暴力対応マニュアルの開発や医療界のジェンダー平等の現状研究も推進した[3]。
梨泰院群集事故当時、DMATのメンバーとして現場で活動した。しかし、現場に行く過程において、自分を乗せるため明知病院のドクターカーを自宅に迂回させて、当該車両の現場到着時刻を約15分から20分遅らせたということで批判を受けた[5][6]。
エピソード
曺国事態の時、曺国の娘の医学論文論争について曺国の娘を批判したため、第21代総選挙の前に曺国支持派からの非難を受けた[7]。
2022年の日韓国会議員のサッカー大会で、負傷した日本議員の診察をした[8]。
脚注
- ^ a b “대한민국헌정회”. www.rokps.or.kr. 2025年8月16日閲覧。
- ^ a b “'한미 젊은의학자 학술상'에 명지병원 신현영 교수”. 연합뉴스 (2019年4月11日). 2025年8月16日閲覧。
- ^ a b “'시민당 얼굴' 비례1번은 '코로나 최전선' 의사 신현영” (朝鮮語). the300 (2020年3月24日). 2025年8月16日閲覧。
- ^ “국회의원 정책자료”. ampos.nanet.go.kr. 2025年8月16日閲覧。
- ^ 이창훈, 조수진 (2022年12月19日). “야당 의원 태워오느라?…참사날 명지병원 구급차 54분의 비밀” (朝鮮語). 중앙일보. 2025年8月16日閲覧。
- ^ “‘기록’에 발목 잡혔다… 신현영의 ‘닥터카 54분’ 전후 행적 보니” (朝鮮語). 조선일보 (2022年12月24日). 2025年8月16日閲覧。
- ^ “與비례당 1번 신현영 "조국 딸, 특혜받았다"…당원들 "제명하라"” (朝鮮語). 조선비즈 (2020年3月29日). 2025年8月16日閲覧。
- ^ “‘우정의 몸개그’ 빛난 정진석…의원축구 한일전 결과는” (朝鮮語). 매일경제 (2022年11月26日). 2025年8月16日閲覧。
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