田村俊磨とは? わかりやすく解説

田村俊磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 20:23 UTC 版)

田村 俊磨(たむら としま、本名同じ。1938年6月12日 - )は、日本の元実業家である[1]。登司麿(読み同じ)の名を使うこともある。

概要

阪東妻三郎の次男であったが、本人は俳優業に全く興味はなく[1]慶應義塾大学経済学部卒業後は会社員になる[1]。その間、あくまで付き合いで木下恵介監督の映画「笛吹川」(1960年)に兄・高廣が演じる役の少年時代に田村登志麿名義で出演、1965年7月17日のNHKドラマ『破れ太鼓』に田村登志麿名義で、他の兄弟と共に出演した。 高廣、正和が松竹を退社後は約3年間、2人のマネージャーも務めていた[1]。その後は貿易会社の社長を務めていたが、2021年現在は既に社長を退き引退生活を送っているという[1]

一般的には兄の田村高廣、弟の田村正和田村亮で「田村三兄弟」と知られているが、俊磨も含め4兄弟である[2]。異母弟に俳優の水上保広がいる。

略歴

  • 1962年、慶應義塾大学経済学部卒業[1]。東京通商入社。
  • 1965年、NHKで阪東妻三郎13回忌記念として放送された破れ太鼓に4兄弟揃って出演した[3]
  • 1966年、同社退社。田村事務所(田村高廣、田村正和)のマネージャーとなる[1]
  • 1980年、田村産業株式会社設立。
  • 1993年、同社の社名を株式会社タムサプライヤに改称。
  • 2003年、阪東妻三郎50回忌にNHKBSで放送された、駆けよ!バンツマに4兄弟揃って出演[4]、当時の思い出を語った。

株式会社タムサプライヤ

  • 取扱商品として 水防資材、屋外用テーブル・チェア、パラソル、健康指向食品、炭酸泉装置、除菌・消臭剤等。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 週刊現代 2021年6月12日号 p.54-55
  2. ^ “「無名の兄」が明かす 弟・田村正和との「帰らざる日々」2”. 週刊現代. (2021年6月7日). https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83820?page=2 2021年6月8日閲覧。 
  3. ^ “三者三様の田村三兄弟…正和さんの陰りを帯びた繊細さは唯一無二”. スポーツ報知. (2021年5月19日). https://hochi.news/articles/20210518-OHT1T51263.html 2021年6月13日閲覧。 
  4. ^ 田村高広とは”. コトバンク. 2021年6月13日閲覧。




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