深海での肉食化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 17:47 UTC 版)
海には濾過摂食を行う動物群が多く存在するが、それらの中で深海を生息域とするものに肉食性に変化したものが見られる。例えばホヤ類では入水孔が大きく広がってより大きな餌が取れるようになっているオオグチボヤなど、海綿動物では骨片が外に突出して小型動物を引っかけて食べるようになった肉食性カイメンと呼ばれるものがある。これらは深海では懸濁物が少ないことで餌の範囲を広げたものと考えられる。
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