海賊バラクーダとは? わかりやすく解説

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海賊バラクーダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 20:28 UTC 版)

海賊バラクーダ
The Spanish Main
監督 フランク・ボーゼイギ
脚本 ジョージ・ワーシング・イエーツ
ハーマン・J・マンキーウィッツ
原作 イーニアス・マッケンジー
製作 ロバート・フェローズ
出演者 ポール・ヘンリード
モーリン・オハラ
音楽 ハンス・アイスラー
撮影 ジョージ・バーンズ
編集 ラルフ・ドーソン
配給 RKO
セントラル映画社
公開 1945年10月4日
1950年1月12日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 200万ドル[1]
興行収入 $1,485,000[2]
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海賊バラクーダ』(The Spanish Main)は、1945年に公開されたアメリカ合衆国冒険映画RKOによるテクニカラー作品である。監督はフランク・ボーゼイギ。出演はポール・ヘンリードモーリン・オハラなど。

ストーリー

アン・ボニー役のビニー・バーンズ

オランダ商船の船長ローレント・ヴァン・ホーンは、スペイン植民地である新グラナダをおさめるドン・ファン・アルヴァドラにアメリカ行きの移民船を奪われ、奴隷として売り払われたことへのへの復讐のため、南米北岸のトルテュガを拠点とする海賊バラクーダとなった。

ある日バラクーダは、メキシコ太守の娘フランシスカがドン・ファンへ嫁ぐため、カルタヘナへ向かうことを知り、客を装って搭乗した。バラクーダは仲間たちに指示を出して襲撃させ、フランシスカとダリーン大僧正をとらえる。バラクーダにあえて嫁いだフランシスカは、彼を殺し損ねた。

そのころ、バラクーダの部下の一人ダ・ビラールは裏切りを企んでおり、フランシスカをカルタヘナに送った後、バラクーダに思いを寄せている仲間のアン・ボニーと話し合い、バラクーダを縛ってトルテュガに残し、自らカルタヘナへ行く。ところが、ダ・ビラールらを待っていたのは褒美ではなく投獄であり、バラクーダを連れてくるよう脅される。トルテュガへ戻ったダ・ビラールは修道僧に扮したバラクーダをカルタヘナまで連れてくる。ここでフランシスカはドン・ファンと面会し、愛しているのはバラクーダだと告げ、バラクーダたちを助ける。

殺し合いの末に生き残ったバラクーダは、死したドン・ファンをバラクーダ号の甲板の椅子に縛って生存を偽装する形で、カルタヘナ港口の砲台による攻撃を回避し、フランシスカとともに港を後にした。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え
NHK総合 テレビ版1 テレビ版2
ローレント・ヴァン・ホーン船長 ポール・ヘンリード 水島弘 愛川欽也 納谷六朗
フランシスカ伯爵夫人 モーリン・オハラ 北村昌子
ドン・ファン・アルバラド ウォルター・スレザック英語版 笠間雪雄
アン・ボニー ビニー・バーンズ英語版 佐野タダ枝
マリオ・ダ・ビラール ジョン・エメリー英語版
  • NHK総合版:初回放送1964年1月5日『劇映画』15:20-17:00[3]

スタッフ

出典

  1. ^ Stengel, Fred (2018年2月4日). “14 RKO Pictures to Exceed a Million”. New York, NY: Variety Publishing Company. 2024年1月6日閲覧。
  2. ^ Richard Jewell & Vernon Harbin, The RKO Story. New Rochelle, New York: Arlington House, 1982. p. 206
  3. ^ 劇映画 「海賊バラクーダ」 アメリカ映画~RKO 1945年制作~”. NHKクロニクル. 2024年1月6日閲覧。

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