浅地洋佑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 07:44 UTC 版)
Yosuke Asaji | |
---|---|
基本情報 | |
名前 | 浅地洋佑 |
生年月日 | 1993年5月24日(31歳) |
身長 | 169 cm (5 ft 7 in) |
体重 | 69 kg (152 lb) |
国籍 | ![]() |
出身地 | 東京都 |
経歴 | |
プロ転向 | 2011年 |
現在のツアー | 日本ツアー(JGTO) |
以前のツアー | JGTOチャレンジトーナメント |
プロ勝利数 | 5勝 |
優勝数 | |
アジアツアー | 1勝 |
他ツアー | 3勝 |
メジャー選手権最高成績 |
|
マスターズ | DNP |
全米オープン | T116:2021 |
全英オープン | T67:2019 |
成績 | |
優勝回数 | 4勝 |
初優勝 | アジアパシフィックゴルフ選手権ダイヤモンドカップ(2019年:日本ツアー・アジアンツアー共催) |
賞金ランク最高位 | 9位:2019年 |
2021年11月7日現在 |
浅地 洋佑(あさぢ ようすけ[1]、1993年5月24日 - )は、日本のプロゴルファー。東京都出身。所属はフリー。
プロ経歴
タイガー・ウッズをテレビで見たことがきっかけで6歳からゴルフを始め、中学3年時の2008年に日本ジュニアゴルフ選手権優勝[1]。杉並学院高等学校に進学し、2年時の2010年に出場したダイヤモンドカップでは2日目を終えて2位につける。最終的には7アンダーで9位タイのローアマ[2]。
2011年に関東アマチュアゴルフ選手権優勝や日本アマ3位の実績を残す。同年のクオリファイングトーナメントで11位となりプロ転向。2012年3月の高校卒業で、ツアーに本格参戦した。
2012年はルーキーイヤーながら、カシオワールドオープンゴルフトーナメントで9位タイになるなど、レギュラーツアー19試合に出場し13試合で予選通過し賞金ランキング67位となり見事賞金シードを獲得。またスポットで参戦したJGTOチャレンジトーナメントのISPS・CHARITY チャレンジトーナメントで初優勝を果たした。19歳14日での優勝は当時のJGTOチャレンジトーナメント最年少優勝記録であった[3]。
2013年はレギュラーツアー22試合中16試合で予選通過したものの賞金ランキング77位となり賞金シードを逃してしまう。2014、2015、2016年も限られた出場権の中なかなか上位に食い込めずシード復帰とはならなかった。
しかし2017年には4度15位タイに入るなどの活躍を見せ賞金ランク77位となり、準シードながらシード復帰を果たす。
2018年にはさらに関西オープンゴルフ選手権競技4位タイ、ブリヂストンオープンゴルフトーナメント7位タイなど上位フィニッシュを増やし、賞金ランキング自己最高の56位となり賞金シードを獲得する。
2019年日本ツアー・アジアンツアー共催のアジアパシフィックオープンゴルフ選手権 ダイヤモンドカップでついにレギュラーツアー初優勝し[4]、同年の全英オープン出場権を獲得[5]。 日本人選手のほとんどが予選落ちするなか、初のメジャー出場ながら見事予選通過を果たした。しかしながら、最終日に全英オープン特有の強風に苦しみスコアを叩いてしまい67位タイに終わった。2019年はさらにANAオープンゴルフトーナメントでツアー史上最多の5人でのプレーオフを制し2勝目を挙げ[6]、最終的に賞金ランキング9位になる飛躍の年となった。
2021年、11月4日から11月7日に行われたマイナビABCチャンピオンシップでレギュラーツアー3勝目を挙げた[7]。
しかし、2022年は賞金ランク86位でシード落ち。2023年には賞金シードに返り咲いたがスランプが続いたため、2024年に中学生まで師事していた植村啓太コーチの門を叩いた[8]。
2025年、5月1日から5月4日に行われた中日クラウンズを通算7アンダーで優勝し、4年ぶりの4勝目を挙げた[9]。
優勝歴
日本ツアー(4)
No. | 日時 | 大会 | 優勝スコア | 打差 | 2位 |
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1 | 2019年5月12日 | ダイヤモンドカップゴルフ1 | −3(69-72-68-72 = 281) | 1ストローク | M・L・シン 米澤蓮 (a) |
2 | 2019年9月15日 | ANAオープン | −16(73-68-66-65 = 272) | プレーオフ | S・ハン 嘉数光倫 ![]() 時松隆光 |
3 | 2021年11月7日 | マイナビABCチャンピオンシップ | −16(69-67-68-68 = 272) | 1ストローク | 堀川未来夢 石坂友宏 |
4 | 2025年5月4日 | 中日クラウンズ | −7(70-72-62-69 = 273) | 1ストローク | 岩田寛 宮里優作 |
1 アジアンツアーによる共催
日本ツアープレーオフ記録(1–0)
No. | 年 | トーナメント | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1 | 2019年 | ANAオープン | S・ハン 、嘉数光倫、S・ノリス、 時松隆光 | 最初の追加ホールでバーディーを獲得 |
ジャパンチャレンジツアー(2)
- 2012 ISPS・CHARITY チャレンジトーナメント
- 2015 ミュゼプラチナムチャレンジトーナメント[10]
脚注
- ^ a b “浅地 洋佑選手のプロフィール”. JAPAN GOLF TOUR. 選手データ. 日本ゴルフツアー機構. 2020年5月7日閲覧。
- ^ TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. “フルリーダーボード ダイヤモンドカップゴルフ 2010”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2024年10月26日閲覧。
- ^ TOUR, 日本ゴルフツアー機構-The Official Site of JAPAN GOLF. “浅地洋佑がチャレンジトーナメント最年少優勝記録を更新”. 日本ゴルフツアー機構 - The Official Site of JAPAN GOLF TOUR. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “「やめなくて良かった」浅地洋佑 プロ8年目25歳の苦難の道”. GDOニュース. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “Asia-Pacific Diamond Cup: Rahil Gangjee finishes tied 39, Yosuke Asaji wins title”. The Times of India. (2019年5月12日)
- ^ “浅地洋佑がツアー最多5人のプレーオフを制す”. GDOニュース. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “浅地洋佑が逆転でツアー3勝目 石坂友宏ら及ばず”. GDOニュース. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “シャンク、ダフリ、トップ…不調の要因は“右ヒジの使い方” 浅地洋佑が涙の4年ぶりV「つらかった」”. ゴルフ総合サイト ALBA Net (2025年5月5日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ "浅地洋佑、4年ぶり4勝目…賞金2200万円ゲット「大変お見苦しいゴルフで申し訳なかった". スポーツ報知. 報知新聞社日. 2025年5月4日. 2025年5月4日閲覧。
- ^ “ゴルフトーナメント開催のお知らせ”. musee-pla.com. 2024年10月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト (in Japanese)
- 浅地洋佑 - 日本ゴルフツアー機構のプロフィール
- 浅地洋佑 - ワールドゴルフランキング
- 浅地洋佑のページへのリンク