洞窟観音山徳公園とは? わかりやすく解説

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洞窟観音山徳公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 09:31 UTC 版)

洞窟観音

洞窟観音山徳公園(どうくつかんのん やまとくこうえん)は、群馬県高崎市一般財団法人。1963年設立。旧称は財団法人洞窟観音山徳公園維持会

高崎中心街から烏川を渡った南西にある観音山丘陵の金沢山(住所としては石原町)で、洞窟観音、徳明園、山徳記念館を運営する[1][2]

洞窟観音

高崎市の呉服商だった山田徳蔵1885年 - 1964年)が、1919年から1964年までの間、手作業により洞窟を掘削した。約400mの洞窟内に彼岸の楽土をイメージして、浅間山の噴石を含む銘石等が配置され、39体の観音像が安置されている。

鍾乳洞と勘違いする観光客もいるが人工の地下道で、山田は総延長800mまで掘り広げる考えだったと伝えられる。太平洋戦争中、山田は防空壕としての使用も想定して準備したほか、陸軍が物資貯蔵庫として借り上げた[3]

同じ敷地内に、徳明園、山徳記念館がある。隣接地に観音山公園がある。

徳明園

山徳記念館

出典

  1. ^ 洞窟山観音(2018年9月9日閲覧)。
  2. ^ 洞窟観音・山徳記念館・徳明園高崎観光協会(2018年9月9日閲覧)。
  3. ^ 【ぐるっと首都圏】洞窟観音(群馬県高崎市)人工地下道 戦時中も注目『日本経済新聞』朝刊2018年8月17日(首都圏経済面)2018年9月9日閲覧。

参考文献




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