沓切坂
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沓切坂（くつきりざか）は東京都多摩市関戸6丁目にある坂である。新田氏に纏わる史跡のひとつであり、『江戸名所図会』にもその名が見える。
注釈
- ^ 同古道は、旧鎌倉街道と区別するために古鎌倉街道と呼ばれることがある。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』（多摩市、1992年）の「沓切坂」によると、くつわの説もあるという。
- ^ 原本は現存しない。和算家の伊野銀蔵が明治期に書写した写本が同家に所蔵されている。
- ^ 原本には「正平七年閏二月八日武蔵野合戦の時、新田義貞公…」とあるが、これは誤りである。『新版江戸名所図会 中巻』（角川書店、1975年）には「新田左兵衛佐義興の誤」との脚注がある。
- ^ 落合村 小名 長坂[16]
- ^ 『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』や『多摩市の文化財ウォッチング（解説編）』、『多摩のあゆみ 第55号』には義興とあり、『各駅停車 全国歴史散歩 13 東京都 下』や『趣味の古道』には義貞とある。
出典
- ^ a b c d e 多摩市史談会編『郷土たま 第5号』多摩市史談会、1986年、21-22頁。
- ^ 酒井宗一郎『多摩市の郷土史 改訂 上巻』酒井宗一郎、2002年、23頁。
- ^ 岡崎清記『今昔 東京の坂』日本交通公社、1981年、410頁。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、136-137頁。
- ^ 道家剛三郎『東京の坂風情』東京図書出版会、2001年、560-561頁。ISBN 4-434-00689-4。
- ^ a b 多摩市史談会編『郷土たま 第2号』多摩市史談会、1983年、49頁。
- ^ 多摩市教育委員会社会教育課・佐伯弘次編『杉田勇家所蔵文書 1』多摩市教育委員会、1987年、209頁。
- ^ 斎藤幸雄ほか『江戸名所図会 中』評論社、1996年、465頁。ISBN 4-566-05264-8。
- ^ 菊池山哉『東国の歴史と史跡』東京史談会、1967年、236-237頁。
- ^ パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、66-67頁。
- ^ a b c 多摩市史編集委員会編『ふるさと多摩 多摩市史年報 第6号』多摩市、1994年、40-50頁。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、205頁。
- ^ パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、56-57頁。
- ^ パルテノン多摩. “Museum News vol.5 ミニ企画展「多摩ニュータウン・坂物語」ほか (PDF)”. 2009年12月30日閲覧。
- ^ a b 『東京新聞』2007年2月3日付朝刊、多摩版、24面『多摩ニュータウンの坂にスポット』
- ^ 新編武蔵風土記稿 落合村.
- ^ a b 多摩市教育委員会編『多摩市の石仏』多摩市教育委員会、1978年、35頁。
- ^ a b c d e f g h 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング（解説編）』多摩市教育委員会、1989年、4-10頁。
- ^ 多摩市史編集委員会編『多摩市の民俗 信仰・年中行事』多摩市、1993年、57頁。
- ^ 多摩市史談会編『郷土たま 第6号』多摩市史談会、1988年、35頁。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、97頁。
- ^ 多摩市教育委員会社会教育課編集『多摩市の文化財ウォッチング（解説編）』多摩市教育委員会、1989年、10頁。
- ^ a b c d パルテノン多摩編『関戸合戦』パルテノン多摩、2007年、10-11頁。
- ^ a b 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、96頁。
- ^ 宮田太郎 2001, p. 16.
- ^ 横倉愛『中澤閑想記 2』新人物往来社、1990年、102-103頁。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、113頁。
- ^ 多摩市都市整備部都市計画課編『多摩市の町名（市政施行20周年記念）』多摩市、1992年、138頁。
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