永光寺 (古河市)とは? わかりやすく解説

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永光寺 (古河市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 04:25 UTC 版)

永光寺
所在地 茨城県古河市尾崎954
位置 北緯36度12分12.1秒 東経139度49分59秒 / 北緯36.203361度 東経139.83306度 / 36.203361; 139.83306座標: 北緯36度12分12.1秒 東経139度49分59秒 / 北緯36.203361度 東経139.83306度 / 36.203361; 139.83306
山号 道楽山
院号 地蔵院
宗旨 真言宗
宗派 豊山派
本尊 不動明王
創建年 承和10年(843年
開山 無善和尚
札所等 葛飾坂東観音霊場番外札所
北関東三十六不動尊霊場第34番
法人番号 3050005005838
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永光寺(えいこうじ)は、茨城県古河市尾崎にある真言宗豊山派の寺院。

概要

道楽山、地蔵院と号す。承和10年(843年)に無善和尚によって開山された。その後、天明2年(1782年)、第18世の宥覚の頃に伽藍が整い、数多くの末寺を有して隆盛を極めた。寛政3年(1791年)には、殿堂供養塔が建立されている。この塔は無善和尚の徳を称えて建立されたものである。そこには門人の数都合21人と記されており、当時の隆盛ぶりが窺い知れる。参道を登りつめれば、正面に巨大な石造の不動明王が法安されている。左に入った所に入母屋造り、瓦葺の本堂があり、ご本尊である不動明王が安置されている。境内には8メートルの高さの牡丹観音像(石像)やミニ四国霊場もある。

永光寺は、「花の寺」としても知られており、4月から5月頃には、牡丹5000株などが咲く。その花に魅せられて参拝に来る人々は数万人にも及ぶといわれる。牡丹以外にも、梅、桜、石楠花、ツツジ、アジサイなどがみられ、年間を通じて花の絶えることがない寺である。

寺宝

  • 殿堂供養塔
  • 大日如来
  • 十一面観音
  • 五鈷鈴
  • 中国製香炉

葛飾坂東観音霊場

永光寺は葛飾坂東観音霊場の番外札所である。ご詠歌は 「なにごとも 尾崎の寺のかんぜおん たのむ姿ぞ うつくしきかな」[1]

葛飾坂東観音霊場では各寺院に「ご詠歌」があり、参拝時にご詠歌を唱えることは、経文読唱と同じ功徳があるとされる。[2]

脚注

  1. ^ 鈴木印刷所 制作・印刷・製本 『葛飾坂東札所めぐり公認ガイドブック 葛飾坂東観音御開帳』 平成26年(2014年)、66頁(永光寺)
  2. ^ 鈴木印刷所 制作・印刷・製本 『葛飾坂東札所めぐり公認ガイドブック 葛飾坂東観音御開帳』 平成26年(2014年)、11頁(葛飾坂東観音御開帳のあらまし)

関連項目




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