氷川神社_(埼玉県伊奈町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 氷川神社_(埼玉県伊奈町)の意味・解説 

氷川神社 (埼玉県伊奈町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 02:03 UTC 版)

氷川神社
所在地 埼玉県北足立郡伊奈町本町2-155
位置 北緯36度00分37.6秒 東経139度36分13.0秒 / 北緯36.010444度 東経139.603611度 / 36.010444; 139.603611 (氷川神社 (埼玉県伊奈町))座標: 北緯36度00分37.6秒 東経139度36分13.0秒 / 北緯36.010444度 東経139.603611度 / 36.010444; 139.603611 (氷川神社 (埼玉県伊奈町))
主祭神 素盞嗚尊稲田姫命
社格 村社
創建 宝治2年(1248年
別名 小室氷川神社
テンプレートを表示

氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県北足立郡伊奈町神社

歴史

1248年宝治2年)に創建された。当初は素盞嗚尊を祀る「男体宮」、稲田姫命を祀る「女体宮」の二社があったというが、いつの間にか一社にまとめて祀られるようになったという。東隣にあった「吉祥院」が別当寺であった。吉祥院は修験道の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[1]

明治初期、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、明治末期の神社合祀により、旧小室村の39社が合祀された[1][2]

松平信綱との縁

当社は松平信綱との縁があることでも知られている。信綱の父大河内久綱伊奈忠次の配下として小室陣屋(現・伊奈氏屋敷跡)に勤めていた。久綱は子宝に恵まれなかったため、当社で祈ったところ、一子を授かった。この子こそが後の松平信綱である。この縁により信綱や実家の大河内家は、当社の再建や山林の寄進をしたという[1]

文化財

  • 松平伊豆守信綱より拝領の短刀と硯箱(伊奈町指定有形文化財 昭和43年3月1日指定)[3]
  • 杉(伊奈町指定天然記念物 平成2年8月20日指定)[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、624-625p
  2. ^ 伊奈町教育委員会 編『伊奈町史 民俗編』伊奈町、2002年、414-416p
  3. ^ 松平伊豆守信綱より拝領の短刀と硯箱伊奈町
  4. ^ 大むくの木、杉、いちょう、シラカシ、小室小学校のアカマツ伊奈町

参考文献

  • 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
  • 伊奈町教育委員会 編『伊奈町史 民俗編』伊奈町、2002年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  氷川神社_(埼玉県伊奈町)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「氷川神社_(埼玉県伊奈町)」の関連用語

氷川神社_(埼玉県伊奈町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



氷川神社_(埼玉県伊奈町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの氷川神社 (埼玉県伊奈町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS