氷川神社 (埼玉県伊奈町)
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氷川神社 | |
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所在地 | 埼玉県北足立郡伊奈町本町2-155 |
位置 | 北緯36度00分37.6秒 東経139度36分13.0秒 / 北緯36.010444度 東経139.603611度座標: 北緯36度00分37.6秒 東経139度36分13.0秒 / 北緯36.010444度 東経139.603611度 |
主祭神 | 素盞嗚尊、稲田姫命 |
社格等 | 村社 |
創建 | 宝治2年(1248年) |
別名 | 小室氷川神社 |
歴史
1248年(宝治2年)に創建された。当初は素盞嗚尊を祀る「男体宮」、稲田姫命を祀る「女体宮」の二社があったというが、いつの間にか一社にまとめて祀られるようになったという。東隣にあった「吉祥院」が別当寺であった。吉祥院は修験道の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[1]。
明治初期、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、明治末期の神社合祀により、旧小室村の39社が合祀された[1][2]。
松平信綱との縁
当社は松平信綱との縁があることでも知られている。信綱の父大河内久綱は伊奈忠次の配下として小室の陣屋(現・伊奈氏屋敷跡)に勤めていた。久綱は子宝に恵まれなかったため、当社で祈ったところ、一子を授かった。この子こそが後の松平信綱である。この縁により信綱や実家の大河内家は、当社の再建や山林の寄進をしたという[1]。
文化財
交通アクセス
- 志久駅より徒歩16分。
脚注
- ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、624-625p
- ^ 伊奈町教育委員会 編『伊奈町史 民俗編』伊奈町、2002年、414-416p
- ^ 松平伊豆守信綱より拝領の短刀と硯箱伊奈町
- ^ 大むくの木、杉、いちょう、シラカシ、小室小学校のアカマツ伊奈町
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
- 伊奈町教育委員会 編『伊奈町史 民俗編』伊奈町、2002年
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