死せる少将の面目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/29 06:20 UTC 版)
『続千載和歌集』には、少将が死後に他人の夢の中に現れて詠んだという歌を、それを伝え聞いた妹の弁内侍が後日歌会で披露して、その歌の心を出席者に詠ませたという一句が採られている。物故者の作品が後代の歌集に選入されるのは勅撰集の常だが、ここまで捻った設定で亡き一歌人を紹介するというのも珍しい。
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