割合
(歩合制 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 17:09 UTC 版)
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割合(わりあい)とは、基準に対するある量の比値を表す値である。分数、比、小数(百分率や割を含む)などを用いて表す。小数で表したものを特に歩合(ぶあい)と呼ぶ。数学的には比率(ひりつ)と同義。割合というものの、いつからか割だけではなく比率も含めるようになっている。
求め方
比較の基準の量を a、割合を求める対象の量を b とする(ただし a ≠0)。このとき、基準に対する対象の割合は b / a である。対象があるもの全体の中の一部である場合、その割合は 0 より大きく 1 以下の値となる。また、対象が基準の量よりも大きい場合、その割合は 1 よりも大きくなる。それが 1 よりもかなり大きい場合は「~倍」と表現することも多い。
割
割(わり)は割合を示す数値の後につける無次元の単位で、0.1 = 1/10(10分の1)に等しい。漢数字の小数では「分(ぶ)」に、SI接頭語では d(デシ)に相当し、パーセント表示では 10% に相当する。なお、分は、割と共に使われるために 1/100 と誤解されることがあるが、そうではなく、1/10 を表す単位である(詳細は、分 (数)#百分の一を意味するとの誤解を参照のこと)。
百分率・千分率
百分率で表す場合は、求められた数値を 1/100 で割る、つまり 100 倍することで得られた数値の後に記号として % (パーセント)をつける。千分率で表す場合は数値を 1/1000 で割る、つまり 1000 倍することで得られた数値の後に ‰ (パーミル)をつける。
全体に対する割合の式
全体 X に対する個体 xk のそれぞれの割合 pk は、以下の式で表される:
「歩合制」の例文・使い方・用例・文例
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