棺と槨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 23:40 UTC 版)
弥生墳丘墓の棺は短く、内法で約2メートルの組合せ箱形木棺が盛行する。北部九州などでは組合せ箱式石棺が使われる。棺を納める槨も棺に応じた長さで、木槨・石槨がある。最終的には石槨が使われ、前方後円墳の石槨に繋がる。楯築弥生墳丘墓の木槨は長さ約3.5メートル、木棺の長さ約2メートルで、木槨は二重底になっている。 最古式の前方後円墳(出現期古墳)が出現する頃には、槨が石槨になり、木蓋は石蓋に変わり、棺も割竹形・箱形と格差が現れる。
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