森本順三郎とは? わかりやすく解説

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森本順三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 00:29 UTC 版)

森本 順三郎(もりもと じゅんざぶろう、生没年不詳)は、江戸時代末期から大正時代にかけての地本問屋

来歴

円泰堂と号す。文久3年(1863年)正月に創業[1]浅草瓦町与八地借り、浅草区瓦町2番地で営業しており、月岡芳年歌川芳虎2代歌川広重3代目歌川広重豊原国周楊洲周延楊斎延一らの作品を出版している。明治26年(1893年)から明治27年(1894年)、東京地本彫画営業組合の組合長を務めている。

作品

  • 2代目歌川広重 『末広五十三次』 大錦 合版シリーズ 慶応1年(1865年)
  • 3代目歌川広重 『横浜各国商館真図』大錦3枚続 明治5年(1872年)
  • 豊原国周『善悪三拾六美人』 大錦揃物 明治9年(1876年)
  • 歌川芳虎 『信州川中島両将直戦之図』 大錦3枚続 明治10年(1877年) ※孟斎芳虎画の落款
  • 月岡芳年 『鹿児島征討紀聞 月』 大錦3枚続 明治10年(1877年)
  • 月岡芳年 『大日本史略図会 第九十一代亀山天皇』大錦3枚続 明治12年(1879年)
  • 月岡芳年『新柳二十四時』 大錦24枚揃 合版の揃物 明治13年(1880年)
  • 豊原国周 『奥州安達原』 大錦3枚続
  • 楊洲周延 『倭風俗公園の雪』 大錦3枚続 明治25年(1892年)
  • 楊斎延一 『朝鮮王城大院君参殿ノ図』大錦3枚続 明治27年(1894年)

出典

  1. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第3巻、143頁。

参考文献




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