梅祐軒勝信とは? わかりやすく解説

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梅祐軒勝信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/15 14:23 UTC 版)

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梅祐軒 勝信(ばいゆうけん かつのぶ、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

師系・経歴不明。ただし画風や画号などから、梅翁軒永春松野親信と同系の絵師と考えられ、永春の弟子だったのではないかともいわれる。作画期は宝永から享保にかけての頃で、懐月堂派風の肉筆画を10点ほど残しているが、ほとんどは遊女の姿絵であり、画題において永春のような幅広さはない。そのうち遊女が縁台に腰掛け髪を直す同じ構図の絵が3点知られており、勝信が得意とする図様だったと見られる。懐月堂派の末流とされ、人物は細面でなで肩、また懐月堂派独特の肥痩の激しいタッチは窺われず、全体に流麗な描線であると評されている。

作品

参考文献

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 『水田コレクション図録』 城西大学水田美術館、1986年
  • 楢崎宗重編 『肉筆浮世絵Ⅰ(寛文~宝暦)』〈『日本の美術』248〉 至文堂、1987年 ※76頁
  • 楢崎宗重編 『秘蔵浮世絵大観 1 大英博物館Ⅰ』 講談社、1987年 ※240頁




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