桜塚古墳とは? わかりやすく解説

桜塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/09 11:51 UTC 版)

桜塚古墳
位置 北緯35度19分25.31秒
東経136度53分53.55秒
所在地 愛知県丹羽郡大口町秋田
形状 円墳
規模 墳径約14m、墳高約2.6m
築造年代 古墳時代後期
史跡指定 大口町指定文化財(1960年6月8日)
  

桜塚古墳(さくらづかこふん)は愛知県丹羽郡大口町秋田にある古墳

概要

大口町内を通る県道179号の五条川にかかる桜橋の東側に位置する円墳で、墳径約14メートル・墳高約2.6メートル。昭和初期に村の青年らによって発掘が行なわれたが、河原石が積まれていたのみで出土品は無かったとされる[1]。河原石が石室の類であったのかは不明だが、以降現在に至るまで発掘調査は行なわれていない。

奈良時代の終わり頃に訪れた行者が、杖に使っていたの枝をこの地にさしたところ、根づいて一重と八重の花を咲かせたと言い伝えられ、これによって「桜塚」と呼ばれるようになったと言う[1]。現在は畑地の一角にあって墳丘上に数本の桜の樹があり、五条川の桜が咲くのと同じ時期に花を咲かせる。

脚注

  1. ^ a b 『大口町史』P.107

参考文献

  • 大口町史編纂委員会 編『大口町史』愛知県丹羽郡大口町役場 発行、1977年




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