柊野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 10:25 UTC 版)
柊野(ひらぎの)[† 1]は、京都市北区の鴨川(賀茂川)左岸、上賀茂地域西北部の名称である[† 2]。
注釈
- ^ 柊野に「ひいらぎの」とルビを振られることがままある。しかし、公的にも地元においても「ひらぎの」以外の呼称は用いられない。
- ^ 賀茂川右岸、上賀茂十三石山地内を含む。
- ^ 1754年(宝暦4年)の『山城名跡巡行志』には、「柊木野、上賀茂ノ北ニ在。近来新家立。柊野村名。貴船領也即貴船以産沙神ト為。本社遠以新小祠作之祭。例祭十一月朔日。」の記述がある(西村2008 pp.74-75)
- ^ 他者の持つ山林の草木採取を許され、代わりに毎年小作料を納める制度をいう。
- ^ 『波多野家文書』「就御尋口上書」(1822年(文政5年)2月10日)にて、雲ケ畑三村の庄屋たちが連名で奉行に経過報告している(京都地名2007 pp.136-137)。
出典
- ^ a b 京都市情報館 北区役所 リレー学区紹介-柊野学区
- ^ 西村2008 p.73 :『京都北山を歩くI』(澤潔、1989年、ナカニシヤ出版) p.34
- ^ 西村2008 pp.7,74
- ^ 平成22年度 北区運営方針 (PDF)
- ^ 京都新聞 2016年10月5日 市バス北区・柊野地域試験運行中 「特37」1日110人あと一歩
- ^ “ヒラギノフォントの「ヒラギノ」は、京都産業大学の近くの「柊野」が由来 !? 命名の理由を調べてみた”. 京都産業大学 (2020年8月20日). 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 西村2008 pp.70-71 :『上賀茂のもり・やしろ・まつり』(大山喬平監修、思文閣出版、2006年) p.180
- ^ a b 西村2008 p.73 :『上賀茂神社』(建内光儀、学生社、2003年) p.186
- ^ a b 西村2008 p.73 :『日本歴史地名大系27 京都市の地名』(平凡社、1979年) p.509
- ^ 西村2008 p.73 :『史料京都の歴史6 北区』(京都市編、平凡社、1993年) p.242
- ^ 西村2008 p.73 :『京都地図物語』(植村善博他、古今書院、1999年) p.45
- ^ 西村2008 p.74 :『慶長昭和京都地図集成』(大塚隆、柏書房、1994年)
- ^ 西村2008 p.74 :『洛北探訪』(京都府立大学編、淡交社、1995年) p.144
- ^ 西村2008 p.75 :『京都市地名・町名の沿革』(京都市編、1994年) p.34
- ^ a b 西村2008 p.75 :『ひらぎの郷土誌』(柊野町内会連合会、2000年) p.1
- ^ 西村2008 p.43 :『史料京都の歴史6 北区』(京都市編、平凡社、1993年) p.16
- ^ 地元自治振興会 児童・生徒数減少で』 京都新聞 2010年11月9日
- ^ 西村2008 p.28 :一万分の一地形図『岩倉』(国土地理院、1997年)
- ^ 西村2008 p.28 :『洛陽名所集7』(1658年)
- ^ 京都地名2005 p.155
- ^ 神山 昔と今と (PDF)
- ^ 京都産業大学 学歌
- ^ 京都一周トレイルを歩く【5】山幸橋から清滝 京都一周トレイル委員会 (PDF)
- ^ 岩石祭祀学提唱地 女夫岩
- ^ 西村2008 p.72
- ^ 『“炎の行列”虫送り40年ぶり 北区・柊野地域で復活』 京都新聞2013年7月24日朝刊
- ^ 京都市指定・登録文化財-天然記念物
- ^ 京都市情報館 柊野ささげ
- ^ 伝統野菜・地方野菜 京都の伝統野菜:柊野ささげ
- ^ 柊野ブラックジャガー
[続きの解説]
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