東香寺とは? わかりやすく解説

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東香寺

読み方:トウコウジ(toukouji)

宗派 臨済宗妙心寺派

所在 岐阜県加茂郡富加町

本尊 釈迦如来聖観世音菩薩

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

東香寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 08:12 UTC 版)

東香寺
所在地 岐阜県加茂郡富加町大平賀1335
位置 北緯35度30分9.7秒 東経136度57分56.8秒 / 北緯35.502694度 東経136.965778度 / 35.502694; 136.965778座標: 北緯35度30分9.7秒 東経136度57分56.8秒 / 北緯35.502694度 東経136.965778度 / 35.502694; 136.965778
山号 老梅山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 正和4年(1315年)
開山 夢窓疎石
開基 土岐頼遠
中興年 寛文11年(1671年)
中興 金嶺祖牛
札所等 中濃八十八ヶ所霊場五十六番
文化財 県指定:宝篋印塔無縫塔
町指定:五輪塔2基
法人番号 7200005006809
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東香寺(とうこうじ)は岐阜県加茂郡富加町にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は老梅山。中濃八十八ヶ所霊場五十六番札所。

歴史

正和4年(1315年)、土岐氏の嫡男であった土岐頼遠夢窓疎石を開山として招き臨済宗南禅寺派の寺院として建立したと伝わる。

後に土岐頼遠が光厳上皇への狼藉の罪により自害に追いやられるとその菩提を弔うために五輪塔が築かれた。この五輪塔は富加町の文化財に指定されて残っている。

また、寺の庭園は夢窓疎石の手による作庭といわれ、富加町の名勝に指定されている。

その他に夢窓疎石の供養塔と伝えられる無縫塔や、後醍醐天皇の供養のために造られたとされる宝篋印塔が境内にあり、これらは岐阜県の文化財に指定されている。

なお、無縫塔及び宝篋印塔は紀年銘がなく、鎌倉時代から室町時代に建てられたということ以外のことは分かっていない。

寛文11年(1671年)に金嶺祖牛によって妙心寺派の寺院となり現在に至っている。

参考文献

  • 『美濃国加茂郡誌』 岐阜県加茂郡  p768 大正10年
  • 『富加町史 下巻』 富加町  p554~p555 昭和55年(1980年)

脚注



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