有明車両基地
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有明車両基地 | |
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基本情報 | |
国 |
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所在地 | 東京都江東区有明3丁目13番 |
座標 | 北緯35度37分38.8秒 東経139度47分47.2秒 / 北緯35.627444度 東経139.796444度座標: 北緯35度37分38.8秒 東経139度47分47.2秒 / 北緯35.627444度 東経139.796444度 |
鉄道事業者 | 株式会社ゆりかもめ |
最寄駅 | 東京ビッグサイト駅 |
管轄路線 | 東京臨海新交通臨海線 |
管轄車両 | 7300系・7500系 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 56,650 m2[1] |
留置線本数 | 13本 |
検査線本数 |
月検査線 2本 列車検査線 2本 重要部・全般検査線 1本 |
洗浄線本数 |
2本 車両洗浄装置1基 |
その他設備 |
試走線 1本 出入庫線 1本 |
最大収容両数 | 180両(6両×30本)[1] |
配置両数 |
7300系 108両 7500系 48両 |
有明車両基地(ありあけしゃりょうきち)は、株式会社ゆりかもめが所有する、東京臨海新交通臨海線の車両基地である。
概要
東京都江東区有明3丁目13に位置し、有明駅の南側にあり、同駅から単線の出入庫線が分岐している[2]。地理的には東京ビッグサイト駅が最寄り駅となる。
敷地内には中央管理棟、保守用車車庫、ゆりかもめ本社もあり、ゆりかもめの中枢施設となっている[1]。構内では各種検査として、列車検査、月検査、重要部検査、全般検査などが実施されている[1]。
有明水再生センターで処理された水の一部が再生水として車両の洗浄に使われている[3]。
構内
車両基地は西側から回り込むようにして高架線から地上に降りる[2][1]。前述の出入庫線は途中で単線から複線となり、車両基地入口にあるプラットホームに似た「出入庫点検台」に到着する[2]。ここは自動運転と手動運転の切り換え地点にあたり、車両基地内は係員による手動運転(15km/h以下)が実施される[2]。出庫時、係員は出入庫点検台から跨線橋のような連絡通路を通って各留置線に移動する[2]。構内は東側から
- 検修棟
上記の試走線、留置線側から折り返して検修棟に繋がる。北側から[2]
- 月検査線 2本
- 列車検査線 2本
- 重要部・全般検査線 1本
検修棟はピット構造になっている[2]。重要部検査・全般検査は協力会社の京王重機整備(車体)と明希工業(台車)に委託している[4][5]。
配置車両
-
7300系
-
7500系
脚注
- ^ a b c d e f 交友社『鉄道ファン』2014年9月号「ようこそAGTへ 新交通システムのすべて」pp.92 - 97。
- ^ a b c d e f g 交通新聞社新書104『車両基地 - 知られざる鉄道バックヤード - 』8章「ゆりかもめ ゆりかもめ車両基地」pp.185 - 202。
- ^ “有明水再生センター|東京都下水道局”. 東京都下水道局. 2021年1月5日閲覧。
- ^ 令和5年度契約結果(全案件)(ゆりかもめ・インターネットアーカイブ)。
- ^ 新交通システム車両各種点検整備(明希工業・インターネットアーカイブ)。
- ^ “車両紹介|株式会社ゆりかもめ”. www.yurikamome.co.jp. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “ゆりかもめ新型車両デビュー!” (PDF). ゆりかもめ (2013年3月15日). 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月27日閲覧。
- ^ 新交通ゆりかもめ向け全自動無人運転車両(AGT)48両発注 2020年に向けて導入 - 三菱重工
- ^ ゆりかもめ、新型車両7300系の営業運転開始…両開きドアとロングシート採用 - レスポンス、2014年1月19日。
- ^ ゆりかもめ は新型車両を導入します (PDF) - ゆりかもめ、2018年3月29日閲覧。
- ^ ゆりかもめ新型車両7500系デビュー! (PDF) - ゆりかもめ、2018年11月12日閲覧。
参考文献
- 交友社『鉄道ファン』2014年9月号連載「ようこそAGTへ 新交通システムのすべて ゆりかもめ編」
- 交通新聞社新書104『車両基地 - 知られざる鉄道バックヤード - 』8章「ゆりかもめ ゆりかもめ車両基地」pp.185 - 202
関連項目
- 有明車両基地のページへのリンク