有声破裂音+帯気音から有声破裂音への変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 13:36 UTC 版)
「グリムの法則」の記事における「有声破裂音+帯気音から有声破裂音への変化」の解説
これらの破裂音(閉鎖音)は印欧祖語ではそれぞれ有声帯気音 *bh, *dh, *gh, *gwh であったと現在では考えられている。有声有気破裂音から、ゲルマン祖語において有声無気摩擦音 *ƀ, *đ, *ǥ, *ǥw を経、有声破裂音 b, d, g, gw に変わった。このグループの推移はラテン語においては不規則性が大きいので直接並べていない。 bh → b Bruder [独], brother [英](ラテン語ではfrater) Boden [独], bottom [英](ラテン語ではfundus) dh → d Tür [独], door [英](ギリシャ語ではthyra) Tochter [独], daughter [英](ギリシャ語ではthygater) gh → g Gast [独], guest [英](ラテン語ではhostis)
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