月と舟と肉を区別(康熙字典)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 00:37 UTC 版)
「肉部」の記事における「月と舟と肉を区別(康熙字典)」の解説
印刷書体(明朝体)のうち『康熙字典』は、月部の「月」(これも月由来の「月」と舟由来の「月」(ふなづき)の二つがある)と区別しようとしており、肉月は内部の横棒が右端に付いた形、つきの月は横棒の終端が右端の縦画に付かずに空いた形、舟月は内部を2点とする。どの「月」も1画目は偏や旁の位置にあるときは払いであるが、脚の位置にあるときは縦棒となる。ついでに言えば、日本で甲冑の「冑(冂部、字音はチウ、かぶとの意)」は肉部の「胄(字音はチウ、後継者の意)」とよく間違えられるが、これは内部の横棒の両端が空いた形である。
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