曲線あてはめ
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曲線あてはめ(きょくせんあてはめ)またはカーブフィッティング(英: curve fitting)[1][2][3][4]は、実験的に得られたデータまたは制約条件に最もよく当てはまるような曲線を求めること。最良あてはめ、曲線回帰とも。一般に内挿や回帰分析を用いる。場合によっては外挿も用いる。回帰分析で曲線を求める場合、その曲線はデータ点を必ず通るわけではなく、曲線とデータ点群の距離が最小になるようにする。曲線あてはめによって得られた曲線を、近似曲線という。特に回帰分析を用いた場合には回帰曲線という。現実の実験データは直線的ではないことが多いため散布図、近似曲線を求める必要性は高い。
- ^ a b c 本間 仁,春日屋 伸昌「次元解析・最小二乗法と実験式」コロナ社(1989)
- ^ 加川 幸雄,霜山 竜一「入門数値解析」朝倉書店(2000)
- ^ John R. Taylor、林 茂雄、 馬場 凉「計測における誤差解析入門 」東京化学同人(2000)
- ^ 吉沢 康和「新しい誤差論―実験データ解析法 」共立出版 (1989/10)
- ^ a b c 島 和久「多変数の微分積分学」近代科学社 (1991/09)
- ^ Coope, I.D., Circle fitting by linear and nonlinear least squares, Journal of Optimization Theory and Applications Volume 76, Issue 2, New York: Plenum Press, February 1993
- ^ Paul Sheer, A software assistant for manual stereo photometrology, M.Sc. thesis, 1997
- 1 曲線あてはめとは
- 2 曲線あてはめの概要
- 3 ソフトウェア
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