明善寺 (岐阜県白川村)とは? わかりやすく解説

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明善寺

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/08 01:21 UTC 版)

明善寺
所在地 岐阜県大野郡白川村荻町679
山号 松原山
宗旨 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 元文元年(1736年
開山 玄西
正式名 松原山明善寺
文化財 県指定:明善寺庫裏、鐘楼
法人番号 8200005009934
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明善寺(みょうぜんじ)は岐阜県大野郡白川村荻町集落にある真宗大谷派の寺院で、山号を松原山と称する。合掌造りの寺として知られる。

白川村の光明山本覚寺が延宝8年(1680年)に真宗大谷派から本願寺派へ転派した際に、大谷派本山は本覚寺の阿弥陀如来と名号を取り上げて村内の大谷派の門徒に与えた。 元文元年(1736年)、玄西が大谷派の寺院を創建した際にこの名号と本尊が下付されて、寺の本尊となっている。 延享元年(1744年)に本山より寺号を許されて松原山明善寺を名乗る。

茅葺の鐘楼門は享和2年(1801年)、庫裏は文化12年(1817年)の建立でともに岐阜県の文化財に指定されている。特に合掌造りで作られた庫裏の内部は合掌造りや郷土資料を集めた明善寺庫裏郷土館となっており多くの観光客が訪れる。 また、本堂は文政10年(1827年)の建築であり白川村の文化財となっている。境内に植えられているイチイは本堂建立の際に植樹されたものといわれ岐阜県の天然記念物となっている。

参考文献

  • 飛騨寺院風土記
  • 白川村史 全

関連項目




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