日産・MA10ETとは? わかりやすく解説

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日産・MA10ET

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 10:21 UTC 版)

日産・MA10ET型エンジン
フィガロに搭載されたMA10ET型エンジン
生産拠点 日産自動車
製造期間 1985年1月 - 1992年11月
タイプ 直列4気筒SOHC ベルト駆動
8バルブ
排気量 0.98リットル
内径x行程 68.0mm×68.0mm
圧縮比 8.0
最高出力 76PS/6,000rpm
(ネット値)
最大トルク 10.8kgm/4,400rpm
(ネット値)
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日産・MA10ETはかつて日産自動車が製造していた直列4気筒レシプロエンジンである。

概要

マーチK10型に搭載されていたエンジンの1つ。日産・MA10S型をベースに専用の新開発小型水冷式のターボチャージャーを採用し、高出力化を図るとともにエンジンコントロールユニットにECCSを採用、運転性、性能向上を図ったエンジンである。

性能では、標準車に搭載しているMA10S(987cc)ECCSの圧縮比、9.5に対して8.0に変更、MA10Sの出力57PSからMA10ETは85PS(グロス値)と性能を高めている。搭載当初時、リッターカーとしては初のコンパクトターボ搭載、電子制御インジェクション(EGI)であった。改良変更を加えながらK10中期型から後期型まで使用、搭載車両はマーチターボとフィガロであった。

スペック

1987年8月、表示がグロス値からネット値へ変更された。

  • タイプ : 水冷直列4気筒SOHC 8バルブ
  • 総排気量: 987cc
  • 内径×行程 : 68.0mm×68.0mm
  • 圧縮比 : 8.0
  • 最高出力(グロス値) : 85PS/6,000rpm
  • 最高出力(ネット値) : 76PS/6,000rpm
  • 最大トルク(グロス値) : 12.0kgm/4,400rpm
  • 最大トルク(ネット値) : 10.8kgm/4,400rpm
  • 燃料供給装置 : 日産・ECCS
  • エンジン整備重量: 85 kg(3AT車)

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