日本薬品工業とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本薬品工業の意味・解説 

日本薬品工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 15:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
日本薬品工業株式会社
Nihon Pharmaceutical Industry Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
101-0032
東京都千代田区岩本町二丁目2番3号
設立 1960年8月
業種 医薬品
代表者 工藤伸一
資本金 1億6000万円
従業員数 285名(2019年3月)
外部リンク http://www.npi-inc.co.jp/
テンプレートを表示

日本薬品工業株式会社(にほんやくひんこうぎょう、英文:Nihon Pharmaceutical industry Limited)は、東京都千代田区岩本町に本社を置く日本の製薬会社である。日薬、日本薬品とも略称される。

1960年設立[1] 。当初から日本ケミファの関連会社で、日本ケミファの医薬品のほか後発医薬品(GE薬)の製造を行ってきた。2002年に日本ケミファとインドのランバクシー・ラボラトリーズが提携したのち、同社を経由してランバクシー製のGE薬の輸入を行っていたが[2]、2009年末に提携を解消したのに伴って2010年7月に完全子会社化[3][4]し、10月には日本ケミファの茨城工場を引き継ぎ、つくば工場とした[5]。2015年にはベトナムで合弁会社を設立したのちに完全子会社化[1]。2017年にベトナム工場を竣工[1]。2018年にはベトナムから日本向け医薬品の出荷を開始した。

沢井製薬興和など他のGE薬メーカーから製品を継承することも行っており[6]高尿酸血症の治療薬では、日本ケミファが開発した先発薬と同社のGE薬で市場シェアを占有している[6][7]

脚注

  1. ^ a b c 沿革”. 日本薬品工業株式会社 (2018年3月29日). 2020年3月8日閲覧。
  2. ^ “【日本ケミファ】ランバクシーとの提携関係を解消‐日本薬品工業は子会社化”. 薬事日報. (2009年12月9日). https://www.yakuji.co.jp/entry17489.html 2020年3月8日閲覧。 
  3. ^ “【日本ケミファ】日本薬品工業を完全子会社化し、茨城工場承継”. 薬事日報. (2010年5月13日). https://www.yakuji.co.jp/entry19220.html 2020年3月8日閲覧。 
  4. ^ 「日本ケミファ、日本薬品工業を完全子会社化」『化学工業日報』2010年5月13日付8面。
  5. ^ 「工場ルポ 日本薬品工業・つくば工場」『化学工業日報』2014年10月10日付7面。
  6. ^ a b “日本ケミファ GE事業立て直し 競合少ない品目の選定、販社の活用、ベトナム工場稼働で”. ミクスOnline. (2018年7月5日). https://www.mixonline.jp/tabid55.html 2020年3月8日閲覧。 
  7. ^ “【日本ケミファ】高尿酸血症領域で差別化‐クエンメットは“事実上のオーソライズド・ジェネリック””. 薬事日報. (2018年7月12日). https://www.yakuji.co.jp/entry66041.html 2020年3月8日閲覧。 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  日本薬品工業のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本薬品工業」の関連用語

日本薬品工業のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本薬品工業のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本薬品工業 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS