日暮里の乞食坂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 06:24 UTC 版)
日暮里の乞食坂は日暮里駅近くにある寺、本行寺の前にある坂道である。正式な名称は御殿坂。 現在は鉄道の駅やレールによって坂は半分あまりに断ち切られてしまっているが、かつては坂下に乞食小屋があった。坂上は江戸時代末期に遊山場所として繁栄し、仏寺の多い「日暮の里(ひぐらしのさと)」である。日暮の里にある妙隆寺の隣には七面社があり、ここは寛政年間には延命院として延命日道[要曖昧さ回避]の色欲両道の稼ぎ場所であり、こうした盛り場と乞食小屋との間に「乞食坂」の名が付くのは必然であった。
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