新出雲風力発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:17 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 新出雲風力発電所 | |
|---|---|
| 国 | |
| 所在地 | 島根県出雲市 |
| 現況 | 運用中 |
| 着工 | 2007年2月17日[1] |
| 運転開始 | 2009年4月1日[2] |
| 建設費 | 約180億円[1] |
| 運営者 | 株式会社新出雲ウインドファーム |
| タービン | |
| タービン数 | 26基[1] |
| 製造元 | ベスタス[1] |
| 型番 | V90[1] |
| ハブの高さ | 75メートル[1] |
| ローターの直径 | 90メートル[1] |
| 風速 | 15.5メートル毎秒[1] |
| 風力発電所 | |
| 種類 | 陸上 |
| 発電量 | |
| 最大出力 | 78,000kW[1] |
新出雲風力発電所(しんいずもふうりょくはつでんしょ)は、島根県出雲市にある風力発電所。
概要
島根県出雲市の島根半島に設置されており、株式会社新出雲ウインドファームが運営している。デンマークのベスタス社製3,000KWの風車が26基設置され総出力は78,000KWである。この発電量は一般家庭4万世帯分の消費電力量に相当し出雲市の全消費量の約8割を賄える国内でも最大級の設備である。発電した電力は中国電力に売却されている。
建設地を巡っては周辺住民の反発もあり一部の風車の建設位置が変更された。2009年に営業運転を開始したが、強風や風車同士の接触などで風車の一部が破損するトラブルで何度か運転停止を行っている。
沿革
- 2002年 - きんでんが事前調査を開始。
- 2004年 - ユーラスエナジージャパン(ユーラスエナジーホールディングス子会社)が事業参画を表明。
- 2006年 - 株式会社新出雲ウインドファーム設立。
- 2007年 - 新出雲風力発電所の建設に着手。
- 2009年4月1日 - 営業運転開始[2]。
脚注
- ^ a b c d e f g h i 高畠哲、「新出雲風力発電所建設工事の概要」 『風力エネルギー』 2009年 33巻 1号 p.36-38, doi:10.11333/jwea.33.1_36
- ^ a b “広報いずも第115号(2009年12月24日号)”. 出雲市 (2009年12月24日). 2021年8月9日閲覧。
- 出雲市内における風力発電施設の事業概要(pdf) - 島根県、2016年3月5日閲覧。
- ユーラス新出雲ウインドファーム - ユーラスエナジーホールディングス、2021年8月9日閲覧。
- 新出雲風力発電所(仮称)建設計画について - 出雲市、2006年10月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 新出雲風力発電所のページへのリンク