新モッシャー法とは? わかりやすく解説

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新モッシャー法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/04 07:58 UTC 版)

新モッシャー法(しんモッシャーほう)とは、1973年にハリー・モッシャー (Harry S. Mosher) らによって報告されたモッシャー法を改良した、キラル二級アルコールおよび一級アミン、二級カルボン酸の絶対立体配置の決定法である。徳島大学薬学部の楠見武徳らによって、1991年に発表された[1]。特に、水溶性低分子化合物を多く扱う天然物化学の分野において、化合物の絶対立体構造を決定する際にしばしば用いられている。


  1. ^ Ohtani, I.; Kusumi, T.; Kashman, Y.; Kakisawa, H. (1991). “High-field FT NMR application of Mosher's method. The absolute configuration of marine terpenoids”. J. Am. Chem. Soc. 113: 4092-4096. doi:10.1021/ja00011a006. 


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