新ひだか町立静内病院とは? わかりやすく解説

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新ひだか町立静内病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/26 02:35 UTC 版)

新ひだか町立静内病院
情報
正式名称 新ひだか町立静内病院
前身 道立静内病院
静内町立病院
標榜診療科 循環器科
内科
外科
婦人科
小児科
脳神経外科
許可病床数 58床
一般病床:58床
開設者 新ひだか町長 大野 克之
管理者 小松 幹志 (院長)
開設年月日 1948年8月1日
所在地
0560004
北海道日高郡新ひだか町静内緑町4丁目5番1号
PJ 医療機関
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新ひだか町立静内病院(しんひだかちょうりつしずないびょういん)は北海道日高郡新ひだか町にある医療機関である。

沿革

1944年3月に静内町立病院として新築工事に着工されたが、工事中に日本医療団北海道支部に移管されることになり、1946年8月に日本医療団北海道支部静内病院として開院。1948年8月に道に移管され、北海道立静内病院となった[1]

しかし北海道は堂垣内知事時代に道立病院再編計画を打ち出した。横路知事時代の1988年になると計画はさらに推進され[2][3]、静内でも1993年に移管後8年間にわたって道が赤字の一部を補填する条件で静内町が移管に合意[4]、1994年に町に移管され、静内町立病院となった[5]

2014年には婦人科を開設した[6]。それまで町内には1982年に旧静内町で開院した産婦人科医院があったが、2008年に分娩を休止、町内の妊婦は苫小牧の病院や浦河町浦河赤十字病院に通院しなければならなかった。2013年10月末にはこの産婦人科医院が閉院した[7]。町立病院の婦人科開設はこれを受けたもので、週3回常勤医の診療が受けられるようになった。

  • 2014年(平成26年)
    • 5月 婦人科の外来診療を開始

診療科

出典[8]

医療機関の指定・認定

出典[9]

健康保険法保健医療機関 国民健康保険療養取扱機関
生活保護法指定医療機関 結核予防法指定病院
労災保険指定病院 戦傷病者特別援護法指定病院
被爆者一般疾病指定病院 救急告示病院

交通

出典

  1. ^ 全国病院名鑑 昭和44年版 社会保障協会 1969年
  2. ^ 大橋晃「くらし・福祉・経済から見た横路道政一〇年」『北海道経済』第329号、北海道経済研究所、1993年、23-24頁。 
  3. ^ 吉田修身「地域医療の破壊と横路道政 自民党路線を突き進んだ十二年」『北海道経済』第347号、北海道経済研究所、1995年、14頁。 
  4. ^ 「病院の町への移管 両者、覚書に調印」『北海道新聞』1993年11月30日、4面。
  5. ^ 「病院探訪 北海道静内病院」『月刊地域医学』第14巻第6号、2000年。 
  6. ^ 田鍋里奈「婦人科 きょう開設 町立静内病院」『北海道新聞』2014年5月1日、日高版、26面。
  7. ^ 田鍋里奈「新ひだか 町内唯一の婦人科閉院」『北海道新聞』2013年11月9日、日高版、30面。
  8. ^ 概要”. 2025年8月2日閲覧。
  9. ^ 届出施設基準等”. 2025年8月2日閲覧。
  10. ^ 厚労省”. 2025年8月2日閲覧。

外部リンク




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