斎藤朝比古とは? わかりやすく解説

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齋藤朝比古

齋藤朝比古の俳句

やはらかきところは濡れてかたつむり
戦場のカメラ毛布に包まるる
 

齋藤朝比古

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 05:50 UTC 版)

齋藤 朝比古(さいとう あさひこ、1965年昭和40年)3月31日 -)は、東京都出身の俳人。本名・淳彦(あつひこ)。保谷市(現・西東京市)生。1993年、「炎環」に入会、石寒太に師事。1994年、超結社「豆の木」(代表こしのゆみこ)に参加。1997年、合同句集『炎環新鋭叢書 青炎』刊行。1998年、第3回炎環新人賞受賞。2004年、第10回豆の木賞受賞。2006年、第21回俳句研究賞受賞。2009年、石田波郷新人賞選考委員。2011年、アンソロジー『俳コレ』(邑書林)入集。2013年、第一句集『累日』刊行。

俳句の国に暮らす人と評される飄々とした句風(上田信治)[1]で、小野裕三はその作品に「些細な日常的要素を、ユートピア的世界へと瞬時に手品のように構成し直す」技術があると評する[2]。「炎環」同人。

脚注

  1. ^ 上田信治編 「二〇一四年上半期 五〇歳以下の俳人二二〇人」『澤』2014年7月号初出
  2. ^ 小野裕三 「ユートピアの骨法」『俳コレ』

参考文献

  • 齋藤朝比古 『累日』 KADOKAWA、2013年(略歴)
  • 週刊俳句編 『俳コレ』 邑書林、2011年
  • 宇多喜代子 『戦後生まれの俳人たち』 毎日新聞社、2012年

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