擬似パニック

原子力防災基礎用語集

擬似パニック

流言やマスコミによって、実際には社会的混乱が生じていないにもかかわらずパニックとして伝えられ、あたかも実際にパニックが発生しているように報道される状況のことを擬似パニックという。 パニックは、人間社会の中で起こる現象であるが、その発生の頻度は非常に少ない。特に災害時においては、報道でパニックと騒がれているが実際にはパニックは生じていないというケースの方がはるかに多い。