排出ガス平均値規制
型式指定を受けたクルマなどに対し、クルマを生産した際の排出ガス基準の量産管理値を規定した制度をいう。量産管理の排出ガス基準を平均値と呼ぶことに対し、保安基準に規定の公道を運行するクルマが適合しなければならない排出ガス基準を最大値と呼んでいる。例えば、1978年規制のガソリン乗用車の10・15モード値は次のようになる。単位はg/kmでカッコ内が平均値を示す。一酸化炭素:2.7(2.1)、炭化水素:0.39(0.25)、窒素酸化物:0.48(0.25)。ただし、排出ガス基準などが強化された2000年規制では、新基準の最大値および平均値とも保安基準に規定され、指定自動車などは、量産管理も公道においても平均値のみが適用されることになった。
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