押切備前守
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/23 13:46 UTC 版)
押切 備前守(おしきり びぜんのかみ、生没年不詳)は、戦国時代出羽国の武将、国人。櫛引郡丸岡城主、のちに横山城主。名は不明。
生涯
押切氏は出羽国櫛引郡丸岡を領した豪族で、戦国時代は大宝寺氏の旗下にあった。戦国時代初期に六十里越街道や大鳥街道に接する要所の丸岡(現在の鶴岡市丸岡)に丸岡城を築き居城としたが、1512年(永正9年)に櫛引郡横山(現在の東田川郡三川町横山)に横山城を築いて移住したという。
鶴岡市山添の地には「備前」という地名が今も残るが、これは押切備前守の名に由来するという。
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