恵雲_(飛鳥時代)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 恵雲_(飛鳥時代)の意味・解説 

恵雲 (飛鳥時代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 15:10 UTC 版)

恵雲(えうん、生没年不詳)は、飛鳥時代学僧

唐に渡った年次は不明。記録に現れるのは、舒明天皇11年(639年)9月、新羅の送使に従い、先に遣隋使とともに大陸に渡り、長期滞在していた恵隠とともに帰国して、入京する[1]

大化元年(645年)8月、十師の制が設置された時、福亮霊雲道登恵至恵妙らとともにその一員に選ばれている[2]。十師としての仕事としては、 白雉2年(651年)春三月、前年より取りかかっていた丈六の繍像(ぬいものほとけ)など36体の仏像が完成したので[3]皇御母尊(すめらみおやのみこと)によって招請され、斎会を催している[4]

以後の事績は不明である。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『日本書紀』巻第二十三、舒明天皇11年9月条
  2. ^ 『日本書紀』巻第二十五、孝徳天皇 大化元年8月8日条
  3. ^ 『日本書紀』巻第二十五、孝徳天皇 白雉2年3月14日条
  4. ^ 『日本書紀』巻第二十五、孝徳天皇 白雉2年3月15日条

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「恵雲_(飛鳥時代)」の関連用語


2
14% |||||

3
12% |||||

4
12% |||||

5
12% |||||

6
8% |||||

7
4% |||||


9
4% |||||

10
4% |||||

恵雲_(飛鳥時代)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



恵雲_(飛鳥時代)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの恵雲 (飛鳥時代) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS