弦楽四重奏曲第75番 (ハイドン)とは? わかりやすく解説

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弦楽四重奏曲第75番 (ハイドン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/27 20:39 UTC 版)

弦楽四重奏曲第75番 ト長調 作品76-1, Hob. III:75 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン1797年に作曲した弦楽四重奏曲である。偽作(作品7)や編曲作品を除くと第60番であり、まとめて出版された『エルデーディ四重奏曲』(作品76)の全6曲中の1曲目であることから、『エルデーディ四重奏曲第1番』とも呼ばれる。また、日本ではまず呼ばれることはないが、第4楽章のコーダ部のユーモラスな曲調から、海外では『びっくり箱』(Jack-in-the-box)の愛称で呼ばれることもある。

構成

全4楽章、演奏時間は約20分。

  • 第4楽章 フィナーレ:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
    ト短調 - ト長調、2分の2拍子(アラ・ブレーヴェ)、ソナタ形式。
    
  \relative g' {\set Staff.midiInstrument = #"violin"
  \key g \minor \time 2/2 \override TupletBracket.bracket-visibility = ##f
  \tempo "Finale"
  \tempo 4 = 190
  \partial 4 \times 2/3 { g8^\markup {\bold Allegro \bold ma \bold non \bold troppo}( \f fis g) }
  bes4-. g-. d-. \times 2/3 { c'8( d c) }
  es4-. c-. fis,-. \times 2/3 { d'8( es c) }
  bes4-. \times 2/3 { bes8( c a) } g4-. d-.
  es4( \trill d8) r es4( \trill d8) r
  \acciaccatura d8 \afterGrace es1( \trill {d16 es) }
  d4-. d'-. r2
}
    ユニゾンで短調の動機を提示したあと、細かく速い動きが特徴的に展開され、ト長調のコーダに至る。

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