弦楽四重奏曲第1番_(シュニトケ)とは? わかりやすく解説

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弦楽四重奏曲第1番 (シュニトケ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 05:13 UTC 版)

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弦楽四重奏曲第1番は、ロシア作曲家アルフレート・シュニトケ1966年に作曲した弦楽四重奏曲である。

初演

作品は翌1967年ボロディン弦楽四重奏団によって初演された[1]

楽曲構成

全3楽章からなる。各楽章は切れ目なく演奏される。演奏時間は約20分。

  • 第1楽章 ソナタ
  • 第2楽章 カノン
  • 第3楽章 カデンツァ

3楽章はそれぞれ、古典的な音楽形式の名前を冠しているが、これらは必ずしもその通りの形式に則っている訳ではない[2]。例えば第1楽章はソナタとあるが、再現部を欠いている[2]。作品は十二音技法によって書かれているが、一度その音列が提示されて以降は、厳密な手法にこだわらず、自由な形式によって展開される[1]

脚注

  1. ^ a b 柿沼 1998, p. 5.
  2. ^ a b 柿沼 1998, p. 4.

参考文献

  • 柿沼敏江 (日本語ブックレット)『シュニトケ弦楽四重奏全集 クロノス・クァルテット』Nonesuch Records、1998年。



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