弁乳母とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 弁乳母の意味・解説 

弁乳母

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 14:13 UTC 版)

弁乳母(べんのめのと、生没年未詳)は、三条天皇皇女禎子内親王(陽明門院)乳母。本名は藤原明子。

父は藤原北家魚名流加賀守藤原順時、母は肥後守紀敦経女。藤原道綱の三男藤原兼経の室であり、讃岐守藤原顕綱の母[注 1]

長和2年(1013年)に禎子内親王の乳母として出仕し、江侍従や周防内侍らと親交があった。承暦2年(1078年)の内裏歌合への出詠が現存作品の最後となっている。家集に『弁乳母集』。勅撰集には『後拾遺和歌集』以下に計29首が入集している。

補注

注釈

  1. ^ 異説では、弁乳母は兼経の乳母で顕綱の養母とする[1]

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「弁乳母」の関連用語

弁乳母のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



弁乳母のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの弁乳母 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS