廃棄物発電
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 13:18 UTC 版)
廃棄物発電(はいきぶつはつでん)は、廃棄物をエネルギー源として行う発電[1]。ごみ発電とも言われる。再生可能エネルギーであるバイオマス発電に分類される[1]。地球温暖化問題に絡む化石燃料代替のための新エネルギーとして注目されるようになった経緯を持つ[2]。 ただし、燃焼させる燃料としての廃棄物にはプラスチックや化学繊維など化石燃料由来のものも混じる理由から、厳密には燃料全てが再生可能エネルギーとは言えない[1]。 廃棄物を効率よく燃料化するためのものとして廃棄物固形燃料(RDF)がある。
- ^ a b c d e f 鈴木 2014, p. 42.
- ^ a b 鈴木 2014, p. 43.
- ^ “廃棄物発電 - 環境技術解説|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア”. tenbou.nies.go.jp. 2021年8月21日閲覧。
- ^ 鈴木 2014, p. 42-43.
- ^ 「目鼻ついてきた塵芥の発電所 焼いた熱量で四萬戸点燈 年額十五萬円の純益」『東京朝日新聞』昭和10年1月22日
- ^ a b c d e f g 鈴木 2014, p. 3.
- ^ 鈴木 2014, p. 44.
- ^ “一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)について”. 環境省. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “(イ)ごみ発電”. 環境省. 2021年4月1日閲覧。
- ^ 石田水環境保全センター
- ^ “「東部クリーンセンター」の持込ごみの受付及び「東余熱利用センター」の営業の終了について” (PDF). 京都市環境政策局 (2012年12月4日). 2013年7月1日閲覧。
- ^ バリクリーン(今治市クリーンセンターの愛称) (PDF)
- ^ 都市計画に関する公聴会の見解書 - 今治市] これによると愛媛大学脇本忠明名誉教授の指導の下、クリーンセンターの設計が行われた。「東日本大震災以後は、ごみ発電が可能な施設の重要性というものは極めて重く認識すべきであり、今治市のごみ処理施設においても、集約化を行い高効率発電が可能な施設を目指すとともに、地域の防災拠点としての施設整備について最大限の配慮をすべきであるという見解。」
- ^ 環境省 2011, p. 57.
- ^ a b 環境省 2011, p. 59.
- 1 廃棄物発電とは
- 2 廃棄物発電の概要
- 3 参考文献 
- 4 外部リンク
- 廃棄物発電所のページへのリンク