平野匠啓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/02 08:08 UTC 版)
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 柔道 | ||
| 世界ジュニア | ||
| 銀 | 2025 リマ | 100kg級 |
平野 匠啓(ひらの しょうけい、2006年8月19日 - )は、静岡県出身の、日本の柔道選手。階級は100kg級。身長187cm。血液型B型。組み手は左組み。得意技は内股[1]。
経歴
柔道は4歳の時に始めた[1]。元世界チャンピオンの小川直也が運営する小川道場に所属していた小学校5年の時に全国小学生学年別柔道大会45kg超級の3回戦で敗れた[1]。茅ヶ崎第一中学3年の時に全国中学校柔道大会の90kg超級で優勝した[1]。埼玉栄高校へ進むと、1年の時に金鷲旗で優勝した[2]。2年の時にはインターハイ100㎏級で優勝すると、全国高校選手権の団体戦でも優勝した[3][4]。3年の時には金鷲旗で優勝すると、インターハイでも個人戦で2連覇、さらに団体戦でも優勝して、高校団体3冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成した。これにより、2009年の女子に続いて男女で3冠を達成することになった[2][3][5]。2025年に天理大学へ進学すると、1年の時には全日本選手権の初戦で66㎏級の世界チャンピオンであるジャパンエレベーターサービスの田中龍馬を3-0の判定で破るも、3回戦で旭化成の太田彪雅に技ありで敗れた[6]。優勝大会では2位だった[7]。世界ジュニアでは決勝でジュニアの世界ランキング1位であるミラン・ブラヤに有効で敗れて2位にとどまった[8][9]。体重別団体では2位だった[10][11]。
IJF世界ランキングは500ポイント獲得で61位(2025年10月20日現在)[12]。
戦績
- 2021年 - 全国中学校柔道大会 優勝(90kg超級)
- 2022年 - 金鷲旗 優勝
- 2023年 - インターハイ 優勝
- 2024年 - 全国高校選手権 団体戦 優勝
- 2024年 - スペインジュニア国際 7位
- 2024年 - 金鷲旗 優勝
- 2024年 - インターハイ 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2025年 - オーストリアジュニア国際 優勝
- 2025年 - 優勝大会 優勝
- 2025年 - 世界ジュニア 2位
- 2025年 - 体重別団体 2位
- 2025年 - 講道館杯 5位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
- ^ a b c d e 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
- ^ a b 金鷲旗高校柔道大会
- ^ a b 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
- ^ 全国高等学校柔道選手権大会
- ^ 柔道男子団体・埼玉栄が初Vで「高校3冠」…エース平野匠啓「チーム全員が主役だった」 読売新聞 2024年8月11日
- ^ 令和7年全日本柔道選手権大会
- ^ 全日本学生柔道優勝大会
- ^ 平野匠啓、畠山凱は準優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2025年10月8日
- ^ Lima World Championships Juniors Individuals 2025
- ^ 東海大が男子2連覇、女子は環太平洋大が4年ぶり6度目の制覇 全日本学生体重別団体/柔道 サンケイスポーツ 2025年10月19日
- ^ 2025年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ World ranking list
外部リンク
- 平野匠啓 - JudoInside.com のプロフィール
- 平野匠啓のページへのリンク