平尾喜一とは? わかりやすく解説

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平尾喜一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 15:48 UTC 版)

平尾喜一

平尾 喜一(ひらお きいち、1893年明治26年)12月18日[1] - 1971年昭和46年)5月28日[2])は、日本の実業家政治家貴族院多額納税者議員

経歴

沖縄県、のちの那覇市で実業家・平尾喜三郎の長男として生まれる[1]。沖縄県立第一中学校(現沖縄県立首里高等学校)を修了した[1][2]

家業の平尾商店に勤務し、その後、同商店の経営を弟・喜治郎に委ね、ライジングサン石油沖縄県代理店、新垣・平尾自動車社長、沖縄県石油統制配給社長、沖縄県自動車整備配給社長、沖縄県製瓦販売社長、琉球新報社長、沖縄新報常務取締役、那覇商工会議所議員などを務めた[1][2][3]

政界では、那覇市会議員を務め[1][2]1939年、貴族院多額納税者議員選挙で当選して、同年9月29日、同議員に就任し[4]交友倶楽部に所属して活動し[2]1941年5月2日に辞職した[2][5]

脚注

  1. ^ a b c d e 『沖縄県人事録』305頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』218頁。
  3. ^ 「平尾喜三郎」『沖縄の百年 第1巻』155-157頁。
  4. ^ 『官報』第3823号、昭和14年9月30日。
  5. ^ 『官報』第4293号、昭和16年5月3日。

参考文献

  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 新里金福・大城立裕『沖縄の百年 第1巻=人物篇 近代沖縄の人びと』太平出版社、1969年。
  • 沖縄朝日新聞社編『沖縄県人事録』沖縄朝日新聞社、1937年。



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