干渉のしくみとは? わかりやすく解説

干渉のしくみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 08:08 UTC 版)

干渉 (物理学)」の記事における「干渉のしくみ」の解説

2つの波が重なりあうとき、形成される波形周波数(または波長)と振幅、そして位相関係に依存する。もし、2つの波の振幅が同じAで波長も同じであるとき、2つの波の位相関係に応じて振幅が 0 と 2A の間の値をとる。 2つの波が同相位相差が 0)である場合、すなわち波の山と山、谷と谷が一致するとき、2つ振幅それぞれ A1 と A2 とすると、干渉後の光の振幅Aは A = A1 + A2 となる。これを、増加干渉もしくは建設的干渉干渉による強めあいなどと呼ぶ。 もし、2つの波が逆相(位相差が180°)である場合、波は互いに打ち消しあうことになる。そして干渉後の光の振幅Aは A = |A1 − A2| となる。A1 = A2 ならば、振幅は 0 である。これは、減殺干渉もしくは相殺干渉干渉による弱めあいなどと呼ばれる

※この「干渉のしくみ」の解説は、「干渉 (物理学)」の解説の一部です。
「干渉のしくみ」を含む「干渉 (物理学)」の記事については、「干渉 (物理学)」の概要を参照ください。

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